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葉取らずりんごとは?

最近、葉とらずりんごが人気です。
慣行栽培ではりんごを赤く色づけるために、秋になると、りんごに日陰をつくる葉を摘み取る作業をします。この作業に多くな労力がかかるので、葉を摘み取らない“葉とらずりんご”は生産者にとって省力化になります。また、葉ででんぷんが作られるので、慣行栽培のりんごに比べて糖度が高いようです。王林などの青りんごは、基本的に葉をとらないので、糖度は高いです。見た目は色ムラがありますが、“葉とらず栽培”は、生産者と味重視の消費者両方に利益があるのです。

葉取らずりんごの比較写真

左) 通常赤く色付けるためにりんごの周りの葉を取り除き、銀の反射シートを敷く。
右) 王林などの青りんごは色付けの必要がないので葉を取り除かない。

 

しかし、県やりんご協会などに問い合わせたところ、“葉とらずりんご”の定義は決まっていないそうです。一般的に“葉とらずりんご”と言うと、赤く色づく品種で、葉を摘まない、またはツル元の葉を少し摘む程度のものを言うのではないでしょうか?りんごの出荷団体ごとに定義が決められているようです。王林などの青りんごも“葉とらずりんご”と言えば“葉とらずりんご”なのです。
ちなみに、糖度が高ければ必ずしも美味しいという事ではなく、甘味と酸味のバランスが大切です。この、甘い、酸っぱいの食味を客観的に表したものが、『糖酸比』(糖度÷酸度)です。この数値が30〜40に入るものが甘酸適和で美味しいとされ、万人うけする味なのです。つがる(36)、北斗(40)、ふじ(31)などがそうです。
そして、糖酸比41以上のものは甘く感じ、世界一(48)、王林(41)などで、糖酸比が29以下のものは酸っぱく感じ、紅玉(16)、ムツ(21)、ジョナゴールド(23)などがあります。

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